天の川のほとりで星空散歩
ブログに戻る    春の星雲星団 夏の星雲星団 秋の星雲星団 冬の星雲星団 近くの星雲星団 DBから探す にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ ブログ村

M68 (球状星団)


1. 概要
M68は、うみへび座に位置する球状星団で、比較的コンパクトながらも密集した星々が美しい春の対象です。うみへび座は目印となる明るい星が少ないため、隣接するカラス座を基準に探すのが一般的で、春の夜空で銀河ばかりを見ている時の“気分転換”としても人気があります。
項目M068
別名NGC4590
分類球状星団
星座うみへび (Hya)
等級7.8
視直径12'
距離(光年)33000
赤経 / 赤緯12h 39.5m / -26° 45’


2. 位置と探しかた
M68は、カラス座のβ星(カラス座の四辺形の一角)から南へ少し下った位置にあります。カラス座は春の大曲線(北斗七星→アークトゥルス→スピカ→カラス座)の終点にあたる小さな四辺形の星座で、形が分かりやすいため導入が容易です。うみへび座側に明るい星が少ない分、カラス座を起点にすることで迷わずM68へたどり着けます。




3. 星団の特徴:春の空に輝く“小さな宝石”
M68は、春の夜空では珍しい球状星団で、銀河が多い季節の中でひときわ新鮮な存在です。規模としてはM13やM5ほどの巨大さはありませんが、密集した星々が織りなす柔らかな光は球状星団らしい魅力にあふれています。視直径は比較的小さく、望遠鏡での観望に向いたサイズ感で、春の銀河観望の合間に“ほっと一息つける”ような対象でもあります。

4. 観測の楽しみ方と見え方
双眼鏡では小さな光の塊として存在が分かり、口径10cmクラスの望遠鏡では中心部の密集した輝きがはっきりと見えてきます。中口径以上では外周の星々が解像し始め、球状星団らしい粒状感が楽しめます。春の空は透明度が高い日が多いため、低倍率でふわりと浮かぶ姿を眺めるのも心地よい対象です。

5. 天体撮影・画像処理のポイント
M68は比較的小さな球状星団のため、中焦点〜長焦点の望遠鏡で撮影するとバランスよく写ります。中心部は明るく密集しているため白飛びしやすく、階調を丁寧に残す処理が重要です。外周の星々を滑らかに描きつつ、中心の密度感を損なわないように仕上げることで、春の空に輝く“小さな宝石”のような質感が引き立ちます。銀河撮影の合間に撮ると、作品としても良いアクセントになります。





★ 見易いシーズンは、3から6月頃

写真に最適 0時に南中 3月下旬
観望に最適 に南中
 

★ 今夜の観測タイミング

観測夜
観測地 ( 緯度 35.69,経度 139.69 )
 
18 20 22 0 2 4 6
天文薄明
撮影高度 Best
  (40°-)
  Good
  (20°~27.5°)
  Challange
   (5°~27.5°)
19:23 03:52
撮影不可
撮影不可
撮影不可
  ◆南中高度 27.5°
月齢 28
(3%)
↗月の出 05:09 ↘月の入 17:20

* Supported by ChatGPT and Gemini.

★ 近くの天体



■ 撮影記録


PVアクセスランキング にほんブログ村


[ページ更新] 

写真[ (追加 ・選択 ・全部) ]