春といえば、星雲・星団のベストシーズン。…なのですが、天文ファン&カメラ好きにとっては、そろそろ気になってくる季節があります。そう、あの“しっとりジメジメ”な梅雨です。

この時期になると、私も毎年恒例の乾燥剤総入れ替え作業を始めます。レンズや鏡筒、接眼アクセサリーにとって湿気は大敵。放っておくとカビや曇りの原因にもなりますから、なかなか油断できません。

そこで今回は、40年ほど前に先輩から教えてもらった、ちょっと便利な小技をご紹介します。

鏡筒の先端側は、フード内に乾燥剤をうまく収めればレンズ面を傷つけずに済みます。でも悩ましいのが、レデューサーやコレクターを付ける接眼部側。「ここにも乾燥剤を入れておきたいな…」と思ったこと、ありませんか?

そんな時に使えるのが、昔の35mmフィルムカメラ用ケースです。

このケース、実はサイズが絶妙で、アメリカンサイズのアイピース差し込み口にぴったり。底に小さな穴を開けて、中に乾燥剤(フジカラー FUJICOLOR カビ防止剤 5g など)を入れれば、自作乾燥キャップの完成です。

接眼部に差し込んでおけば湿気対策になりますし、置き場所に困りがちなキャップ代わりにもなる優れもの。昔ながらのアイデアですが、今でも十分実用的です。

もし押し入れの奥にフィルムケースが眠っていたら、第二の人生を与えてみてはいかがでしょうか。
昭和の知恵、なかなか侮れません。

昭和の知恵袋:フィルムケースで作る乾燥キャップ
昭和の知恵袋:フィルムケースで作る乾燥キャップ
昭和の知恵袋:フィルムケースで作る乾燥キャップ

ただ、このケース昔はカメラ屋さんで普通に貰えたのですが、今は自分のところで現像&プリントしてるカメラ屋さんも減ってしまったので手に入るかな~。